家計管理のポイント ミスター家計簿
家計簿とは、毎月の収入や毎日の支出の内容を書き付ける帳簿です。家計簿で現状を把握しましょう。
ライフプラン 家計簿 家計診断 節約 ライフイベント

家計管理のポイント

年間の貯蓄が収入の2割分できるように!

1.支出は毎月の収入範囲で

 基本的に月々の収入の中でやりくりしましょう。

最近は業績連動型のボーナスが増えています。ボーナスを当てにしていると、「ボーナスが下がる」「ボーナスすべてカット」ということも起こりえます。

ですから、ボーナスはないものと思った方がいいです。赤字になったからといって、安易にボーナスで補填しているようではお金は貯まりません。

 また、共働きしている夫婦は、夫の収入だけで月々の生活費を出すことです。奥さんの収入は当てにしないことです。

奥さんに子供ができたらどうしますか? 育児にお金がかかるうえ、奥さんの収入がなくなったら、子供が育てられませんよ。

共働きの夫婦における妻の収入は、すべて貯蓄が理想です。もしくは一時的な支出(旅行や家電、車など)に限ったほうがいいと思います。


2. リターンの得られないローンはしない

 リターンの得られないという意味は、ローンをすることで儲かるならOKということです。

不動産投資が該当します。ローンを3%で借りて、家賃収入を10%で得られるなら、それはOKです。まぁ絶対に高利で運用できる保証はありませんがね。

 一般のローン、例えば、30万円の物を5年返済で購入すると、金利8.7%の場合で7万円、金利15%の場合だと12万円も余分に払うことになります。

今は30万円を5年間預金しても360円の利息しかつかない時代です。リボルビング払いやローンはしないことです。

後払い中心の家計ではムダな出費が発生します。ローンがある場合は前倒し返済をして、まずローンをなくし家計を健全な状態にしましょう。余計な金利が節約できます。

「月々わずか○円で」の甘い言葉には注意が必要です。「欲しいものはお金が貯まるまで待って買う」が基本です。


3.貯蓄は自動引き落としで

 家計簿をつけていると、月々に貯蓄できる額が見えてきます。その貯蓄額は自動引き落とし(天引き)で確実に貯蓄できるようにしましょう。

貯蓄は使った後の余りではなく、使う前に目標金額を積み立てます。

お金を使った後で貯蓄するでは、目標額どおりの貯蓄をすることができなくなります。

 一般的に収入の2割貯蓄するのが理想です。

例えば、月々の給料が30万円なら、2割の6万円自動引き落としするのです。税金や社会保険の天引きが2割位の6万円位あるでしょうから、生活費は給料の6割の18万円です。

そこから家賃、水道光熱費、携帯等引いて、さてどうでしょう。身の丈に合った生活をしていますか?

 さにおは年間で4.5割も貯蓄できたことがあります。結婚や車の購入で貯蓄できなかったこともありますが、それでも平均2割貯蓄しています。がんばればできます! → 貯蓄率の実績

スポンサードリンク



進む家計簿の費目)│目次(資産1億円PJ)│戻る(家計簿のつけ方

家計簿
 2-1.家計簿の目的 金持ちへの第一歩は、家計簿です!
 2-2.さにおの家計簿歴 家計簿進化の歴史
 2-3.家計簿のつけ方 十数年のノウハウの集大成
 2-4.家計管理のポイント 収入の2割を貯蓄する
 2-5.家計簿の費目 家計簿は費目毎に集計する
 2-6.家計簿:収支編 サラリーマンの年収を公開
 2-7.毎月の平均支出 各年度の支出の内訳
 2-8.家計簿:資産編 サラリーマンの貯蓄を公開

ミスター家計簿 http://kakei.eside.biz/ Copyright (C) 2004- さにお